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株式投資の伝統的二大流派②~皆がそっちって言うなら僕もそっちで...~

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2.砂上の楼閣理論


  対してこの理論は、逆に、心理的要素、群衆心理現象を重視しています。

  砂上の楼閣とは、『見かけはりっぱであるが、基礎がしっかりしていないために長く維持できない物事のたとえ。』(大辞泉より)の意です。

  例えば、個人投資家が初めて株を購入しようとするとします。どの株を買おうかと考えるとき、大多数の人は、皆が知っている企業で、この先潰れなさそうで、近頃において利益を出し配当を行っている、堅実な企業を選ぶのではないでしょうか。この大多数の人がするであろう判断が「砂上の楼閣」となります。大多数の人が買うであろう株式を、大多数の人と同じタイミングで買っては、その堅実な配当を大多数の人々で分け合うことにしかならず、大きな利益とはなりません。
 

  そこで、他の人がまだ気づかないうちに、株価が上がりそうだ!と読み、安い額で購入してしまうことにより利益を得ようとするのがこの考え方です。
 

株式投資の伝統的二大流派①~食パンの価値~

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投資とは、上場株にしろ、小麦の先物取引にしろ、将来を予測する賭けです。
伝統的に、投資業界のプロたちはその賭けに勝つためのよりどころとして「ファンダメンタル価値理論」と「砂上の楼閣(さじょうのろうかく)」理論のいずれかのアプローチを用いてきました。今回はこのふたつのアプローチの簡単な紹介です。
(way to the top 2011.8より)

1.ファンダメンタル価値理論
 

 例えば、皆さんは食パン1斤を、いくらだったら買いますか?

  それはどこのお店のものかにもよるし、どこの小麦で作っているのかにもよるし、はたまた小麦が取れる国と、輸入しかできない国によっても変わるだろうし、もしかしたらどこかの国では宗教的な食パンの重要性があってものすごく高価かもしれません。
 

  この理論は、食パンでも、株式でも、珍しいダイヤモンドでも、資産には「ファンダメンタル(本質)価値」と呼ばれる絶対的な価値があると考えます。