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会計事務所の仕事

会計事務所という仕事を考えてみます。
毎月訪問し、月次の報告、お客様との今後についてのディスカッション。
そして年1回、決算書を作成します。
そんな日常の中で、成功していくお客様、うまくいかないお客様、中には廃業や倒産してしまうお客様もいます。
「ただの傍観者になってはいけない!」、「我々にできることもあるはずだ!」と日々職員と一緒に格闘しています。

この記事は、弊社情報誌「way to the Top2012 04月号」に掲載されたものです。

会計事務所のビジネスモデル

会計事務所のビジネスモデルは、多くのお客様から毎月、報酬を頂き、事務所の経費に充てています。
収入源を分散することで、お客様が倒産した時にも、共倒れの心配はありません。
一方で、顧客数が多いため、一つのお客様に使える時間には限度があります。
お客様の多くは事業者や富裕層です。
仕事の内容は、基本的には、定型業務で、税金の計算についてのサービス、経営に必要な数値の集計についてのサービスが基本的なサービスです。
典型的な労働集約型のサービス業で、最も大きなコストは、人件費です。
これらのサービスは基本的に法律で守られており、他の業界と異なり革新的なサービスが既存のサービスに取って代わることはありません。 その代わりに、多数の同業者がおり、今後も増える傾向にあります。
同業者のサービス内容は、それぞれで大きく異なりますが、無形のサービスであることも含めて、違いを表現するのが難しいと考えています。
また、最も大きな問題として税理士や会計事務所のサービスに対して、顧客側が多くを期待していないことがります。

会計事務所の倒産

このような状況下で、毎日こつこつと仕事をすれば、倒産することはありません。
倒産リスクが高まるのは、どんなときでしょうか。
収入が無くなったり、仕入などで支払が先行し、資金繰りができなくなる時です。
会計事務所の収入は、多くの顧客からの継続取引による収入なので、いつか収入が無くなることはあるとしても、明日突然全てのお客様がいなくなることはありません。
もし私たちが手抜きをしてお客様に見放されたとしても、収入が漸減するに留まります。
収入が漸減している間に、コスト構造の修正が可能なので、業務できなくなるまでには相当の時間的猶予があります。
会計事務所の資金繰りに関してはコストが先行で発生することは、基本的にはありませんから、他の業界に比べて苦労は少ない。
なぜならコストの多くは人件費で、基本的に随時仕入をし、労働時間を消化しているからです。

現状に甘んじようとする力

「今の仕事に不満があるか。」という問いに関しては、お客様とのコミュニケーションは良好で、多くのお客様から支持を頂いていると感じています。
もちろん、まだまだ未熟であることもわかっています。が、同業者のサービスに比べれば、総じて良いサービスを提供していると考えます。
現状のコスト構造の中で、異なる仕事をすることは、なかなか難しいこととなります。
なぜなら、主なコストである人件費は既に消費されてしまっているからです。
無駄が無いはずだからです。
新たなコスト構造の異なる事業を開始しない限り、突然倒産することはありえません。
しかし、このままでは、その他大勢でしかありえません。
もちろん、コスト構造の異なる事業だけが重要なことではありません。
日々の改善の中から、業務の質や新たなサービスを作っていくことは当然に行われなければならないことです。

変化できるか?

しかし、経営者として事業を開始したからには、何か誇れるものを成し遂げたいと考えるのは、何も特別なことではありません。
むしろ、当然その様に思わなければならないと考えます。
「従業員がその様なことを望んでいない?」、「そうかも知れません。」
このような業種ですから、安定志向の人達が集まってきているともいえます。
しかし、その様な人も一生懸命にサービスを提供していれば気づくはずです。
10年後、15年後に何をしているのか。
たぶん今とそんなに変わらないということに・・。
会計事務所の仕事で、この先ブレイクすることはありません。
なぜなら、リスクをあまり取っていなし、不連続なイノベーションもないからです。

あなたは「不連続のイノベーション」を興したいですか。

というわけで、今回も読者を置き去りにして、当事務所のことを書いてみました。
しかし、皆さんの参考になるはずです。
同じ中小企業の経営者の悩みですから・・。